2024年9月1日、ディープテック起業家創出プログラム「D-BREAK Seed(ディーブレイクシード)」にて、参加チームが投資家に対して事業計画を発表するビジネスコンテストを開催いたしました。本プログラムはUntroD Capital Japan株式会社(以下、UntroD)が企画運営、株式会社リバネス(以下、リバネス)、合同会社BlueSeed.(以下、ブルーシードット)が運営協力しています。
D-BREAK Seedでは、2024年1月から3月にかけてMBA人材※と研究シーズを持つ研究者とのマッチング機会を提供し、複数のディープテックスタートアップ設立を目指すチームが結成されました。その後、数ヶ月間の事業化推進プログラムを通して、起業家マインドの醸成から事業計画の立案、投資家へのプレゼンテーション資料作成までを一気通貫でサポートして参りました。今回はその集大成として、各チームが磨き上げてきた事業計画を発表する場としてビジネスコンテストを開催し、厳正な審査をもって表彰を行いました。
本ビジネスコンテストでの審査結果を踏まえ、最優秀賞受賞チームはUntroD Capital Japan株式会社が運営するリアルテックファンドからの出資検討意向を獲得いたしました。全受賞チームを対象にスタートアップ起業に至るまで、資本参画・事業開発支援・人材採用サポート・法務知財戦略支援など、ハンズオン支援を行って参ります。
本ビジネスコンテストのダイジェスト動画を以下リンクよりご覧頂けます。
※本動画は2024年9月1日に開催されたビジネスコンテストの一部を抜粋・編集したものです
1. ビジネスコンテストに至るまでの参加者推移
ビジネスコンテスト参加チーム数:5チーム(全18名)
・リバネスからの推薦29チーム、UntroDによる一次審査通過(=面談実施)12チーム、UntroDによる二次審査通過&参加応募6チーム(合計47チーム) ⇒ 厳正な審査の結果、5研究シーズがビジネスコンテストに参加
・参加MBA(事前説明会、マッチング、事業化支援プログラム等含む) 590名 ⇒ プログラム応募51名 マッチングプログラムにより13名が最終的にビジネスコンテストに参加
2. 統括責任者からのコメント
上島 哲 D-BREAK Seed 統括責任者UntroD Capital Japan株式会社 取締役
2022年にリアルテックファンドを運営するUntroD Capital Japanにバリューアップ統括として参画し、投資先の成長支援戦略策定と実行を担当。2023年に同社の執行役員、2024年に取締役に就任。
2024年9月1日、D-BREAK Seedビジネスコンテストにて3社が出資検討意向を獲得し、次世代のディープテックスタートアップ創出の挑戦へ一歩を踏み出しました。本プログラムでは、引き続き、選ばれたチームの経営人材候補(MBA)の経営参画に向けたサポートとビジネスモデルの更なるブラッシュアップを通じて、最速・最大のインパクトで社会課題解決に貢献できるスタートアップの創出を目指して取り組んでまいります。
ビジネスコンテストまで約1年半運営に協力して頂いたリバネス、BlueSeed.、および関係者の皆様に心から感謝を申し上げるとともに、参加者全員が今回の経験を活かし、次の挑戦に向けて歩み続けることを期待しています。私たちは、これからも経営者候補人材と研究シーズと共に、テクノロジーの可能性を最大限に引き出し、社会課題を最大インパクトで解決できるスタートアップを創出してまいります。今後の展開にどうぞご注目ください。
◾︎UntroD Capital Japan株式会社からのプレスリリース:https://untrod.inc/news/1218/
3. 審査結果
最優秀賞 – UntroD Capital Japan 出資検討意向 獲得!-
革新的なビジネスプランと優れた起業家精神を発揮したチームへ贈られる賞
経営人材が参画することを前提としたUntroD Capital Japan からの出資検討意向を獲得
Food Aid(ライフサイエンス)
エスメムス(エレクトロニクス)
シュガーソリューション(バイオテック)
リバネス賞
パッション ビジョン、そしてテクノロジーを併せ持ち「科学技術の発展と地球貢献を実現する」ビジネスを生み出すチームへ贈られる賞
Gush(ブレインマシーンインターフェイス)
OH Lab(アグリテック)
BlueSeed.賞
MBAの学びを最大限に発揮し、日本有数の研究シーズの事業化を推進したチームへ贈られる賞
Food Aid(ライフサイエンス)